3月6日から3月8日にかけて、日立製作所笠戸事業所を出場した東京メトロ「17000系」の第2編成(17102F)の甲種輸送が、東京都の綾瀬駅まで行われた。新型コロナウイルスが国内で蔓延しているせいで、春休みの予定は全てお流れになってしまい、スケジュール帳は真っ白。おかげで暇を持て余して昼夜逆転生活が続いている。何か勉強でも何でもしていれば良いんだが、それすらやる気力が無い。そこに甲種輸送という暇潰しイベント。有楽町線と副都心線に導入される17000系は、いずれ直通先の地元・東急東横線も走ることになる。身近になるであろう輌の甲種輸送はひとまず目にしておきたい。雨がパラつく予報だったが、ひとまず新鶴見信号場へと向かった。

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8862レ:東京メトロ17000系日立製作所出場甲種輸送
EF210-121+東京メトロ17000系17102F
    下松から新鶴見までは、EF210が牽引して来たようだ。後ろにEH200牽引の石油貨物が居るが、取り敢えずシャッターを切った。雨は徐々に弱まる予報だったのに、逆に雨足が強くなってしまった。

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9867レ:東京メトロ17000系日立製作所出場甲種輸送
DE10 1666+東京メトロ17000系17102F
    ここで牽引機の付け替え。新鶴見からはDE10が牽引する。発車数分前になって前照灯は点灯。停止位置に少々不満が残るが、何とか画になるカットは撮れただろう。小降りになった雨が、しっとりとした雰囲気を醸し出す。こういう落ち着いた空気が新鶴見にはよく合う。

    機関車を撮ったのは久々かもしれない。最後に撮ったのは昨年末の衣浦臨海だろうか。甲種輸送自体は昨年9月のTX甲種以来になると思う。とは言え、久々にピカピカの新型車両の輸送にお目にかかることが出来た。やはり新しい輌は何度見ても胸が高鳴るものである。17000系が地元を駆け抜ける、そんな近い将来が待ち遠しい。

撮影地:武蔵野貨物線 新鶴見信号場